Webサービスをゼロから作ってすぐに百式に見つかるとどうなるか

http://blog.extracheese.org/2007/03/zero-to-slashdot-in-three-days.html
何日か前に百式取り上げられてた一発ネタサービスsucks-rocks.comについて中の人が書いてるのを発見したんだけど、これが面白いです。
サイトは入力した単語の評判をratingしてくれるというものですが、仕組みはカンタンで「hoge」が入力されたとすると「hoge rocks」と「hoge sucks」をそれぞれ検索してその割合を表示しているというものらしい。思いついてからweb.py使って1日ちょっとで作ったそうです。面白いのはこんなところ:

Once we started getting a lot of traffic, it was very hard for us to keep sucks/rocks going because we kept running out of searches.
(中略)
We started with Google, but ran out of queries before we even launched. We then used Yahoo, but ran out when 100shiki.com linked to us, forcing me to add support for live.com.

それぞれのrocksとsucksを検索するために最初はGoogleAPIを使ってたんだけど、これは1日に1000回までの制限があるのですね。公開したらこの回数制限を超えちゃったので次に(USの)Yahoo!APIを呼ぶようにしてこれで1日5000回まで呼べるようになった。ところがその後百式にリンクされちゃったのでアクセスが跳ね上がってしまって(40,000PV/day)それでも足りなくなったので次に仕方なくLive.comを呼ぶことにしたんだけど結果がひどすぎる、とか。
これは大変だねえ。いろんなAPI使ってさくっとおもろいサービスを作って百式に取り上げてもらうのは魅力的だけど、あんまり急激にアクセスくると使用制限に達したりするのに気をつけないといけないわけですね。あと、もしこの人たちがYahoo! Japanのウェブ検索APIを知ってたら、こっちは1日あたり50,000回までOKなのでLive.com使わなくてもよかったかも、って思うけど無理かな。
もう1人の作者の人も日本からのアクセスが怒涛のように過ぎていったことを報告してます。おそるべし百式