吉本佳生『金融広告を読め』

金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)

金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)

話題になってたので買ったのだが分厚いので敬遠して積読のままになってました。でも読み始めたらサクサク進むというか、非常に読みやすいし軽い読み物として面白い。前半は「こんな広告に引っかかるやつはアホだろ」的なものが続いてこの調子だったら読む必要なかったかなーとか思ったんだけど、敵(?)もだんだんと巧妙になってきて、あやうく買っちゃいそうなやつとかも出てくるのである。少なくとも、顧客ターゲティングの思惑にはぴったりハマってしまっていた。あぶないあぶない。とにかく金融機関は自分たちの儲けにならないような金融商品の宣伝はしない、例外なし、ということを確認。