佐野眞一『だれが「本」を殺すのか 〈上・下〉』新潮文庫

だれが「本」を殺すのか〈上〉 (新潮文庫)

だれが「本」を殺すのか〈上〉 (新潮文庫)

だれが「本」を殺すのか〈下〉 (新潮文庫)

だれが「本」を殺すのか〈下〉 (新潮文庫)

これも旅行中に機内で読んだ。単行本も買って積んであったんだけど読み終わる前に文庫が出てしまった。旅行に持ってくなら文庫の方がいいし、検屍編もついてるので結局こっちを買って読むことに。こんなんばっかし。でも「延長線」の内容は含まれていない。そっちだけでも単行本で読むか。
著者の立場はかなり偏ってるのはわかるけどそれはそれでいいと思えてしまう。それでも本編と検屍編で、たとえばブックオフとか電子出版とかに関する著者の否定的な感想・主張の力がはっきり違って(弱って)て、このへんが時間なのかと思うけど実にわずか3年しか経っていない。