池谷裕二『単純な脳、複雑な「私」』

単純な脳、複雑な「私」

単純な脳、複雑な「私」

これまでの著書がどれも素晴しいのですごく期待して読んでしまう書き手である池谷裕二さん。本書もその期待に違わず、それ以上に素晴しいです。めちゃくちゃ面白いです。
同じ版元の『進化しすぎた脳』と同じく高校生に講義したものをまとめる、という形式。今回は国内で池谷さんの母校での講義がもとになっています。最初は全校生徒に対しての講演形式、続きは興味を持った何人かへの補講のような形式で進められます。高校生相手の講義だからといって手加減することもなく、最新の脳科学にもとづいた知見を惜しげもなく披露しています。
続きはあとで書く。

参照