森見登美彦『四畳半神話大系』

四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

年末になると森見を読んでいるような気がする。これは文庫で出た直後に買ったのだが、寝かせてしまっていた。いや、ハードカバーも買ってたな。読まねばならんと日記に書いてから2年近くも経っている。そのハードカバーは2004年に出ている。その頃知っていれば..ととみに思う。本書も素晴しいではないか。
これから読む人は、いつも通り京都が舞台であることと四畳半は正方形だなーということ以外はなにも予断を持たずに読んでみて欲しいと思います。本当に素晴しい。
このあとも本になっている森見作品は全て買ってあるのであとは読むだけなのであるが、最新作まで追い付くのはいつになるかわからない。

そういえば、ちょうど2年ほど前に読んだ私にとっての初森見作品であるところの『夜は短かし歩けよ乙女』が文庫になっているようだ。こちらも素晴しいので是非。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)