Joel Spolsky編『Best Software Writing』の青木靖さんによる邦訳が出るよ!

私は行けませんでしたが、デブサミ会場で販売していたはずなのでもう手にしている方もたくさんおられるかも知れません。青木靖さんの邦訳でJoel Spolsky編『Best Software Writing』が出版されます。

BEST SOFTWARE WRITING

BEST SOFTWARE WRITING

これはいろいろな人がblogとかその他のwebメディアとかで書いているソフトウェアに関する文章をJoel Spolskyの目で選んでそれぞれにまえがきを付けて集めてくれた本で、原書は2005年に出ています。
登場している著者たちの名前を一部だけ挙げるとKen ArnordとかRaymond ChenとかBruce EckelとかGregor Hohpeとか、あるいはagileなのがお好きな方にはRon JeffriesとかMary Poppendieckとか、私とfeedリストが似てる人にはPaul GrahamとかAaron Swartzとかあと_why(!)とかとか。これだけ見てもかなりゴーカな顔触れなのがわかります。というか青木さんがWhy's (Poignant) Guide to Ruby訳して公開したときに、なんかキャラが結びつかなかったんですが(笑)、こういう経緯があったとは!
_whyのやつの他にも、収録されている文章のうちいくつかは青木さんのサイトで読むことができますし、実際この日記の読者の方は既に読んだことがあるものが1つ2つはあるんじゃないかと思いますが、もちろん本邦初訳の著者さんもたくさんありますし書籍という形で紙の上でまとまって見ることができるのはありがたい。
実は今日SICP読書会があって、そこでデブサミ会場の先行発売でgetしたというnaoya_tさんに見せてもらったんですが装丁も原書の挿画を活かしつつ紙質なんかはずっと高級感増していて、コンパクトななかに読みやすいぎりぎりまでぎっちり文字組みされててなかなかすごいです。私は原書を少しずつ読んでしたり、邦訳のゲラも読ませて頂いたりして長期間にわたってずっと読んでる感じなんですが、現物を入手したら改めて読み直して感想など書いてみたいと思います。