Mac OS X で Felica を読むことができそうだ

MYCOM海上さんの連載で、Windowsしか対応してなかったSONY製USB接続Felicaリーダ・ライタPaSoRiMacでも使えるようにするライブラリが公開されているのを(いまさら)知った。

今回はSONYのUSB接続型ICカードリーダ/ライタ「PaSoRi(RC-S320)」について。長らくOS Xでは使えなかったUSBデバイスだが、データの読み取りを可能にするライブラリとアプリケーションが公開された。

Felicaは言わずとしれたSuicaEdyとか3月18日からサービスインのPASMOとかの各種ICカードで採用してる規格。Felica開発元のSONYからUSB接続のリーダ・ライタが発売されてたんだけど、Windowsからしか使えなかったのであんまり興味なかった。記事によるとSONY自身がMac対応してくれたわけではなく、通信を解析して作っているようだ。
紹介されているlibpasoriのページによると、いまはなきオープンソース・マガジンの7月号に記事も掲載されてたらしい。うわ、チェックしてませんでした。いかんなあ。あとで発掘して記事を読もう。
FelicaというかICカード全般って、challenge&responseでガチガチに暗号化されて動作してるんだと勝手に想像してたんだけど、読み出しだけならあっさり出来ちゃうんですねえ。知らなかった。まあ書き込みをするにはオフィシャルな対応を待たなくてはいけないと思うけど、これだけでも十分興味あり。これならPaSoRi買ってみてもいいなあ。

SONY RC-S320 非接触ICカードリーダ/ライタ PaSoRi 「パソリ」

SONY RC-S320 非接触ICカードリーダ/ライタ PaSoRi 「パソリ」