恩田陸『図書室の海』新潮文庫

図書室の海 (新潮文庫)

図書室の海 (新潮文庫)

これ、ハードカバーの方も(3年も前に)買ってたんだけどそのまま放置してて、文庫が出たときには迷ったけどスルーしました。が、後になって山形浩生さんが解説を書いていることを知り、買うしか、となった。まあ電車の中で読むには文庫の方がいいしね。
なんだけど、ちょっと球形もとい休憩のつもりで手にとって読み始めたら、なんとなく展開が予想した通りになることが多いわけですよ。しばらく読み進めるうちにやっと気がついた。これ、ハードカバー積ん読だけだと思い込んでたけど、読んでた..。まあいいや。ひさしぶりにひたってしまった。夜ピクの予告編的存在の『ピクニックの準備』ってこれに入ってたんだね。印象薄かったらしく、すっかり忘れてました。


tkld、ひさびすりに日本語の本を読んでみたらこれがむちゃくちゃ楽ちん。最近英語の本ばっかり(といってもgraded readerだけど)読んでるので、なんかこう、夏バテで弱ってるときに素麺なら食べられるかも、みたいな感覚でつるつる読めていってしまう。いや、実際には夏バテってしないんだけど。夏好きだし。暑いのも好き。クーラーはちょっと苦手だけど。話がずれてる。
ともあれ、この感覚とスピードを英語でも得られるようになるのって、すごく遠い目標のような気がしてきた。