MAC POWER 2008 Winter

MACPOWER 2008 Winter (アスキームック)

MACPOWER 2008 Winter (アスキームック)

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ということで先日発見した復活のMac Power誌を頂いたのでようやく読んでいる。
月刊の頃の最後の2年弱は紙面がそれまでとガラッと変わってしまって、戸惑っていた方も多かろうと思う。一言で言えば雑誌っぽくない作り。季刊化後もその路線は続いていると言って良いだろう。もう少し噛み砕いて言うと、新情報を追いかけるタイプの雑誌では無くなっている。おりしもこれを読んでいる今はMac World Expo直前であり、噂などは何もしなくてもwebからガンガン入ってきてしまう。そういうのを超えたところに年4回でも本を出すことの意義を求めなくてはならない、ということなのだと思う。それでもLeopardとかMacBookとかで時事性のあるネタが無いわけではないのだが。
紙が分厚いためか、持ったときの印象よりもあっさり読み終わってしまう。正直に言って新規の読者を獲得出来るかどうかはやや疑問なところがあるなあ。私などは川崎和男先生の連載があればそれだけで買う理由になってしまうのだが。なんにしても今後も続けてくれることになったのは良かったと言える。