森健『グーグル・アマゾン化する社会』

グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書)

グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書)

うーん、イマヒトツかも。新書という形態じゃない方がよかったのかも。技術的・業界的な話はGoogle/AmazonだけじゃなくてYouTubeまで入れようとしてかっとばし過ぎてて、我々には当り前、一般の人には説明足りなすぎ、という絶妙にバランス悪いところ突いてる感じ。後の方の社会・政治うんぬんのところは逆に私には唐突すぎてうまくキャッチアップできない。著者は本に書いてあることよりももっと山のように考察して絞り出してるという感じだけは一応わかるので、この倍か3倍くらいのページ数かけてゆっくり説明してくれたら読みごたえのある本になったのに、という印象。もったいないなあ、と思う。これは新書ブームの弊害なのかね。