SICPの思い出

読書会企画で(過剰に?)盛り上がってるSICPこと『計算機プログラムの構造と解釈』についてですが、たかはしさんが思い出話を書いていらっしゃいます。

ちなみに、某id:ogijunさんとはじめてサシで話したのは、新宿のヨドバシカメラで偶然会った時のことだったはずです。そのとき、「この本知ってますか? すごく面白いですよ!」と言って掲げたのが、他でもないSICPだったりしたのでした。ようやく読んでもらえそうで感慨深いです :D

(全文引用になってしまった..)実際そのときのことを今でもまるで昨日のことのようにはっきりと覚えておりまして、たかはしさんが目を輝かせながら

「いやー、やっと発売されたんですよ(新版が)。もう買いましたか? え、買ってない? ええっ、知らなかった? そうですか、いやーこれはいい本ですよ、すごいんですよ、プログラマなら必読ですよ」

とかいう感じで熱くオススメしてくれたので感動して買ってしまったわけです(たかはしさんを知る人は、このときの様子がなんとなく目に浮かんでいるのではないかと想像します)。そうやってpushされたのに、結局読めてないってのがずーっと気になってたのであります。こちらも感慨深いです。これがまあ和田先生訳の新版が出た直後くらいの冬の出来事なので、2000年の1月か2月くらいでしょうか。かれこれ6年も前です。けっこう経ったんだなあ。
ちなみに、世の若いgeekたちに広くSICPの存在を知らしめることになった高林哲さんによるSICPの紹介が公開されたのが2000年の年末のようなので、それよりはるか前に教えてもらってたことになります。たかはしさんのアンテナの確かさがこの頃からも確認できるという事例かも知れない。ついでに、せっかく他の人がいいモノを紹介してくれてるのに有効に活用できない私のツメの甘さも..。
せっかくなのでいろいろ調べてみると、2000年7月に有志によるこちらの読書会が始まっているようです。この読書会が、途中から会場をタイムインターメディアに固定して月イチで開催、和田先生ご本人も参加したりしつつ3年ほどかけて読み切ったとのこと。私は始まった当時は存在を知らなかったし、知った頃にはとてもついていけない状態になってました。
その後、メンバーを入れ換えて2周目に突入したのを見て、序盤の数回だけ参加しました。2周目の開始と前後してRHG読書会がスタートし、そちらでもタイムインターメディアさんに会場のお世話になったのでこの頃からすっかりおなじみに。というかこれがきっかけで同じ会社でもない人たちと頻繁に顔をあわせる機会がどーんと増えたような気がする。でもこの2周目も週末スケジュールの調整つかず私は途中挫折。
SICP、なかなか攻略できませんが、今回の企画ではなんとか腰を落ち着けて取り組みたいところです。しかし平日夜週イチで、とかいう凶暴な企画になぜ20人も集まりますか..。


ところで、そのヨドバシカメラでたかはしさんとばったり会ったときはもちろん初対面ではないのですが、その前はどこで会っていたのかというと..以下次号、割目して待て。