『プリンストン高等研究所物語』

プリンストン高等研究所物語

プリンストン高等研究所物語

いろいろな意味ではまってしまった困った本。まず邦題(?)が『プリンストン高等研究所物語』で、これだけ読むと研究所の歴史とかを扱ったドキュメンタリのように思えるが、原題は『The One True Platonic Heaven: A Scientific Fiction of the Limits of Knowledge』で、じぇんじぇん違うやん。Fictionとあるのでわかるように、登場人物がゲーデルフォン・ノイマンアインシュタインなど、みんなIASの著名な教授陣であるにも関らず実話ではなく、著者は「小説」だと言っている。誤解招きまくり。でもまあそんな荒唐無稽な嘘話というわけでもなく、時代が入れ換わったりしているだけで概ね現実をもとにした話になってます。
とまあこんな本なんだけど、何故か2冊買ってしまった..。Amazonのマーケットプレースに出品してみたけど、知り合いならタダであげるので連絡ください。