『不機嫌なメアリーポピンズ』
不機嫌なメアリー・ポピンズ―イギリス小説と映画から読む「階級」 (平凡社新書)
- 作者: 新井潤美
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2005/05/01
- メディア: 新書
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英文学に対して単に翻訳されただけだとニュアンスとかわからないことや伝わってないことがたくさんあるんだろうな、というような認識をある程度持っているつもりではあったけど、想像以上。さまざまに埋め込まれたコードや文法があって、現在に至るもそういうのを強烈に意識させながら文学作品が生まれているんだということがわかる。驚愕。
『ブリジット・ジョーンズの日記』経由で『高慢と偏見』を買ってみたけどまだ読んでないとかいう人(私だ、私)にはへーっとかなる記述満載。
『高慢と偏見』はid:yucoさんも面白いと書いてたし、はやいとこ読もう。