小谷野敦『恋愛の昭和史』

恋愛の昭和史 (文春文庫)

恋愛の昭和史 (文春文庫)

恋愛の昭和史

恋愛の昭和史

また積ん読してたら文庫が出てしまったというパターンだが、ともかく文庫で3日かけて読んだ。めちゃめちゃ面白い。仕事がなかったら一気に読みたかったところである。明治期の小説からはじまって最後は90年代のマンガとか歌謡曲まで、恋愛がどう描かれてきたかを通してその時代に恋愛についてどうとらえていたかをめちゃ念入りに探ってしまうんだけど、文学研究というよりもなにかもっと熱いものを感じてしまう気合いの入りようである。確固たるポジションというか。続きはあとで書く。