新谷弘実『病気にならない生き方 2 実践編』

病気にならない生き方 2 実践編

病気にならない生き方 2 実践編

前作をちゃんと読んでいれば無理に読む必要はないかも知れない。どういう生活習慣が望ましいかということについてはほぼ同じで、著者の推薦する実践方法が少しだけ具体的に書いてある。本文中に、前作に対して「科学的な厳密さに欠けるのではないか」という批判が寄せられたと書いているのだが、そういう読み方をする本ではないとちゃんと断わっているところがいいと思う。それでも臨床の記録として経過が良さそうなものをなぞるというのは意味のあることなわけだから。