有料で高品質なRuby on Rails Screencastを提供する『PeepCode』

これ、去年のRubyConfで教えてもらってから紹介しようしようと思って先延ばしにしてたんですが、百式RailsCast紹介されてたのでいい加減やらないといかんな*1ということで紹介したいと思います。

PeepCodeRuby on Rails PodcastなどでもおなじみのGeoffrey Grosenbachの会社topfunky corporationがやってるサービスで、Ruby on Railsについての高品質なscreencastをたくさん作っています。ここで高品質というのは説明の親切さやすぐに実践に活かせるサンプル満載など内容などについても非常に手間をかけて作られているという内容について言っていますが、映像の見やすさや音質もキレイなのはもちろん言うまでもない。
そういったscreencastがテーマごとに1本だいたい1時間くらいにまとめられ、$9で販売されています。そうです。PeepCodeは非常にクオリティの高いscreencastを提供、販売する有料サービスなのです。これまでに取り上げられたテーマには以下のようなものがあります。

価格は↑に書いたように$9ですが、5個とか10個まとめ買いするとそれぞれひとつ$8と$7になるsubscription packが用意されていてお得になってます。今後も月イチペースくらいで追加される予定だということです(が、実際はもう少しゆっくりペースです)。
有料で配布する理由についてはFAQでも取り上げられていて:

Why aren't they free?
Writing, recording, and producing a PeepCode screencast takes 30-40 hours of work. A portion of the profits is donated to noble causes like the Rubinius Project.

http://peepcode.com/pages/faq

となっています。実際これは見てみると本当にものすごい手間がかかっていて、ほんとにこの値段でいいのか、たしかに有料ではるけど彼らにとっても儲けにはならないんじゃないかと心配になりますが、だからこそRubyRailsのために役に立てるなら、という感じなんでしょうか。頭が下がります。
ちなみにファイル形式はDRMなしのQuickTimeです。全編英語なので苦手な方はちょっとキビシイかも知れませんが、大丈夫な方はぜひ好きなtopicを選んで買ってみてください。また、各々に3分くらいのpreview movieも用意されているのでどんな雰囲気かはわかります。
あと、MacユーザにはOmniGroupのOmniDazzleの優れた使用例としての価値もあることを言及しておきます。


ここから先はひとりごとなんだけど、このシリーズの日本語字幕付きバージョンって、需要ありますかね。字幕あったら買うとかいう人いますか? もし追加費用がかかるとしたらいくらまでなら許せるかとか、高くなるならイラネとか。

*1:百式が取り上げてたRailsCastはこのPeepCodeのsponsoredなのです。