2006年に読んだ本ベスト7
まとめ系の記事が流行ってるので便乗して(ちなみに去年のベストはここにあります)。今年はまだ終わってないけどこのあと2日間で大きく塗りかわるようなこともないだろうし。この日記で2006年中に読書記録を書いた本は今日までで93冊ありました。4日に1冊くらいのペースですか。昔に比べると読む量もスピードもなくなってきたなあ。買う量は意識的に下げてるんですが。その中で個人的な今年のベストを挙げるとしたらこんな感じかな。著者とタイトル、その後はこの日記で取り上げた日。
梅田望夫『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』(id:ogijun:20060204:p3)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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Chad Fowler『My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド』(id:ogijun:20061016:p1)
My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド
- 作者: Chad Fowler,でびあんぐる
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2006/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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10月に著者のChad本人に会ったときに、この邦訳版にサインを入れてもらいました。その時点では急いで読んだだけだったんだけど、その後パラパラと再読する度にChadのこの本に込めた思いがにじみ出してくるような気がして、もっと突っ込んでこの本の内容について話しておきたかったなあ、と思ってます。来年日本に来るらしいのでそれまでに英語で話せるように練習しとかなきゃ。
Chadには『Rails Recipes』という著書もあって、その邦訳『Railsレシピ』も(翻訳の品質に一抹の不安はありますが)今年後半に出版されました。
今野浩『金融工学20年』(id:ogijun:20060122:p1)
- 作者: 今野浩
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/07/08
- メディア: 単行本
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マイケル・コロスト著, 椿正晴訳『サイボーグとして生きる』(id:ogijun:20060903:p1)
- 作者: マイケル・コロスト,椿正晴
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 単行本
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ラメズ・ナム著, 西尾香苗訳『超人類へ! バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会』(id:ogijun:20061125:p1)
- 作者: ラメズ・ナム,西尾香苗
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/11/11
- メディア: 単行本
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白田秀彰『インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門』(id:ogijun:20061003:p1)
インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書]
- 作者: 白田秀彰
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/07/15
- メディア: 新書
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新書ブームのおかげでこういうのが読めるとなるとありがたいような単価の安さがもったいないような。この他にもソフトバンク新書はいろいろとアタリがあってよかったです。最初に話を聞いたときはどうなることかと思いましたが。
ピーターモービル著, 浅野紀予訳『アンビエント・ファインダビリティ』(id:ogijun:20060505:p1)
アンビエント・ファインダビリティ ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅
- 作者: Peter Morville,浅野紀予
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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大量に挙げられている参考文献を好きなだけたぐってむさぼり読むことが許されたらどんなにいいだろう。そんな時間を過ごしてみたい..。ちなみに実際に自分が学部の学生だったころにこんな感じで思いっきり影響された本が西垣通さんの『デジタル・ナルシス』でした。
これらの本は再読するだろうし、実際既に何回か読んだのもある。ベスト5とか10とかにしたかったんだけどうまくおさまりませんでした。来年はどれくらい読めるかなあ。良い本との出会いがあるといいなと思うし、今年買った本で読めなかったやつも手をつけなきゃいけないし、まあたのしみであります。
参考
http://astore.amazon.co.jp/ogijun-hatena-22 (Amazonのインスタントストア)