第11回 PofEAA読書会

Patterns of Enterprise Application Architecture (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Patterns of Enterprise Application Architecture (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

今回でO/R mapping patternがひととおり終わったことになる。なんとなくひと区切りついた気分。でもそんなことより今回の目玉はt-wadaさんによるDDD解説ですよ。というか正確にはPofEAAのRepositoryの解説の補足資料としてDDDことDomain Driven Designの同じパターンの解説を読む、という試みでした。
これまでもいろいろと伝え聞こえていた話はあるけど、はじめたちゃんと解説してもらったらDDDすげー。これはむちゃくちゃおもしろい。考え方が書いてある本だったのかー。そして問題に対して宣言的にapproachしろという心得をずっと説いているようです。どうやるかじゃなくて、何をやるかを書くのね。実は今回のこのサマリによってまたひとつNeXTがなぜ使いやすかったのかの理由がわかった気がしました。これはちゃんと全部読まねばなるまい。
Domain-Driven Design: Tackling Complexity in the Heart of Software

Domain-Driven Design: Tackling Complexity in the Heart of Software

ちなみにPofEAA(原書)出版時点ではDDDはまだ世の中に出てきてなくて、参考文献にinprintingみたいな感じで書かれている。で、PofEAAは邦訳が出たけどDDDはまだ出てない。むうう。やっぱ買うしかないか。3月の書籍予算使い切っちゃったので来月になってからだなー。