Transition to intelの完了点
既にご存知の通り、MacWorld SF 2006で発表されたのはiMacとMacBook Proでした。私の妄想とは違った結果になりましたが、後から振り返ってみればこれは実に理にかなった、納得のいく選択だと思います。
PowerBook、iBookはずっとG4のままで、発熱や消費電力の問題からG5搭載は難しいと前々から言われてたのでintel transitionにより最も効果が期待されてたところです。でもここでiBookを出しちゃうと、旧PowerBookよりもめちゃくちゃ速くなっちゃう。プロ用とコンシューマ用を区別してるのに、ここで性能が著しく逆転するとまずいですよね。これを避けるためには全ポータブルを一度にupdateしないといけないんだけど、流石にそこまでは作ってる暇なかったでしょう。
対してデスクトップ機は既にiMacもPowerMacもG5になってたけど、ここでプロ用機材をtransitionしちゃうと、アプリケーションのUniversal Binary化とかintelネイティブ対応とかの作業が間に合わない。本当にプロが仕事でバリバリ使ってたら、明日からintelにしますPhotoshopは遅くなりますけどね、みたいな状態で強制移行とか言われると暴動が起こりそうです。なのでコンシューマ向けのiMacから移行するのはやむを得ない。
というわけで、ソフトウェアのことを考えるとこのラインナップは必然なんだなという気がしてきました。
そう思ってぼけっと考えてたら、今はまだ無理ですが、新海誠さんが仕事用にばんばん買えるようになったらひとまずintel transitionも完了したと言えるんじゃないでしょうか。AppleだけじゃなくてAdobeモノとかLightwaveとかも対応するの待たなくちゃいけないけど、それもあと数ヶ月のことなんじゃないかな。
その新海監督ですが、去年に出たアニメーションノートなるムックで20ページにわたって特集されててます。表紙も『雲の向こう..』だし、ファンは必読。感想としてはですね、新海さんのネコ(名前はサユリ)が膝に乗ってるのがとにかくむちゃくちゃかわいい! と盛大にゆいたいです。
アニメーションノート―アニメーションのメイキングマガジン (no.01(2006)) (SEIBUNDO mook)
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こっちの本に出てたときよりだいぶ大きくなってる。
- 作者: 新海誠,渡辺水央
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あれ、何の話してたんだっけ。