『チョムスキー、民意と人権を語る―レイコ突撃インタビュー』

後半にチョムスキーの『アメリカによる力の支配』という論文の翻訳、前半にレイコ@チョート校で衝撃新書デビューの超高校生(じゃないや、もう卒業してるんだし、今はどういう立場なんだろう、まいいやともかく)、岡崎玲子さんによるチョムスキーへのインタビューという組み合せで構成された新書です。
インタビュー中、アメリカのブッシュを支持した市民が必ずしもブッシュ政権の行動通りの主張を持っているわけではなく、実際の民意よりもかなり右寄りの政策を(政府が混乱を助長しながら)取っている、というところがすごくエキサイティングだった。このインタビューは非常に短かいので細かい議論を追ってはくれないのだけれど、この部分だけを丁寧に解説した文献とかないかなーと思う。
後半の論文の方はまだ読んでいない。なぜなら、飛行機の中で読み始めてインタビューだけ読み終わったあとに座席前のポケットに入れてそのまま置き忘れてきちゃったから..。飛行機降りてモノレール乗ってから気付いたよ。