平松謙三『ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし』

ひさしぶりに目的なく本屋をうろうろしてたら目があってしまってお持ち帰りした。

ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし

ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし

黒猫のノロくんを連れて1ヶ月のヨーロッパ旅行。参考にしたくて読み始めるみたいな気持ちが最初はないでもなかったんだけど、めくりはじめたら出てくる写真とかゆったりした雰囲気がすごくよくて、いつのまにか黒猫写真ながめるだけでしあわせになってた。
やっぱり国内のairlineではペットを連れて乗るのはそんなにありふれたことでもないみたいで、できれば海外の航空会社がいいでしょうとある。この方はair franceを利用したらしいですが、そういえば米原万里の『ヒトのオスは飼わないの?』でも、現地(ロシア)で買った猫2匹を連れて帰るために、JALをキャンセルしてアエロフロートにした、という話が出てきたなあ。
そういえばRubyConfの行きの飛行機はLAまでJALだったんだけど、そのとき隣というか近くに座った人がオウムを連れていて、チェックインするときに鳥アレルギーはないか? と聞かれました。特にないと答えたんだけど、もし耐えられないから変えてくれとか言ったらアップグレードされたりしたのだろうか。このオウムは死んでない。(←当り前、ていうか無意味だし失礼)

私も長期出張とかあったときにリサを連れていけたらなあ、とか思う。けどなやましいよなあ。首輪もいやがるし、リードなんか試したこともない。あと喘息持ち。それなりのお年だし。どうなるだろう。そんなことを少し夢想したり、できる本でした。端的に言って超オススメ。