マイケル・ルイス『コーチ』

コーチ

コーチ

マイケル・ルイスの最新刊だけどこれまでとぜんぜん毛色が違う。コーチングの本かと勝手に思われそうですがそれも違います。著者がなんでも好きなことを書いていいと言われてそれなら高校のときの野球のコーチのことを書きたいということで生まれた本だそうです。
買うかどうか判断するためにちょっと立ち読みしようと思ってパラパラ眺めたら読み終わってしまった。私としては非常に珍しい「読んだけど買ってない本」になってしまった(その逆は死ぬほどある)。本は薄いですが内容はアツい。アツい内容なのでやっぱり買おうかなーとも思う。遠くからこのフィッツというコーチの声が聞こえてきてしまうような感覚になっていて、もっと真剣にいろいろなことをやり遂げなくちゃという思いが込み上げてきてます。