日垣隆『日本につける薬』実業之日本社

日本につける薬

日本につける薬

ひとつひとつが短いのでさくさく読めます。ちょっとものたりなくなるくらい。でもエッセンスを凝縮してくるので消化不良ということもない。
私は普段はテレビも新聞も見ないので、この手の本はいろいろ新発見があって楽しく(というか焦りながら)読めます。何年か前に話題になってたことの構造がやっとわかった、みたいな。
本の中で言及されているような日本のかかった病って、私のかかってる病と同じなんだなーと思う。今の日本に必要なクスリがあるように、私にも必要なことがあるのでそれをやるしかないといいますか。