『それがぼくには楽しかったから』

それがぼくには楽しかったから 全世界を巻き込んだリナックス革命の真実 (小プロ・ブックス)

それがぼくには楽しかったから 全世界を巻き込んだリナックス革命の真実 (小プロ・ブックス)

言うまでもないけどJust For Fun -- Linus Torvaldsの自伝ですね。いまさらだけど読んでみた。通読してしまったけど、これこそゴダール式に読むべき本だった。第2部のLinuxが生まれたあたりで読むのやめればよかった。
後半のオープンソースソフトウェアの理念がどうたらこうたらいう部分は経験がともなっている部分ではないので、発散してる感じがして読むのつらいのだ。
私はLinuxはただ使うだけの人で思い入れもそんなにないので今まであまり気に留めてなかったけど、Linus氏は一般に言われてるような雰囲気よりもずっとプログラマっぽいではないの、という印象。