茂木健一郎『「脳」整理法』

「脳」整理法 (ちくま新書)

「脳」整理法 (ちくま新書)

この著者の本やたらたくさん出てるわりには私は未読(1冊も!)だったので買ってきた。商売うまいなー、筑摩書房。きっかけになったやつについては8日以降に書きます。
ということでとりあえず1冊読んでみるのだが、なんかわかったようなわからんような。いろいろと会話で使うと便利そうな述語は入手したけれど(偶有性とかディタッチメントとか)、本のタイトルが「脳で」整理なのか「脳を」整理なのか、どちらでもないのか両方(あるいはさらにその他も含めて)なのか、よくわからんままなのであった。講演を聴いて、面白かったね、っていって個別のディティールはいっぱい思い出せるけど話してみるとみんな全然別のところに関心している、みたいなことがよくあるけど、そんな印象の読後感である。
まだ1冊だけなのであるが、それでもこの後読むことになる別の本のテイストが想像できてしまったような気がする。他にもう1冊買ってきたのでそれも読むかも。